自然エネルギーネットまつもと
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イベントレポート

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2014年度の第5回学習会開催。今回のテーマは「「KP法コミュニケーションおよび環境教育の勘所について」の紹介でした。
[2014.08.26]

●2014年度・第5回学習会が開催されました。

日時:2014年8月25日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
「KP法コミュニケーションおよび環境教育の勘所について」の紹介
担当:平島安人さん(エネットまつもと代表)
●環境問題そのものではなく、多くの人に環境問題に関心を持ってもらうためにはどうしたらよいか?KP法を中心に学びました。

8月25日(月)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第5回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「KP法コミュニケーションおよび環境教育の勘所について」。KP法とは「紙芝居プレゼンテーション」法のこと。環境教育の第一人者 川嶋直さんが考え出し、提唱しているコミュニケーション手段です。
今回の学習会では、川島さんが実際に使ったKP法のプレゼンテーションの中からいくつかのテーマについて平島さんが再現。その魅力を紹介してくれました。
紙に手書きで伝えたいことをできるだけシンプルに書いて、ホワイトボードにマグネットで貼りながら、話すKP法はとても興味深く、自然に内容が頭のなかに入ってくる感じがしました。
自然環境や自然エネルギー講習だけでなく、伝える側の熱がストレートに表現しやすいKP法は、様々な場面で聞き手に共感をもってもらいたい時に使える手法だと思います。

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パソコンによるパワーポイントプレゼンテーションが主流の現代だからこそ、人間的でアナログな紙芝居プレゼンテーションは、シンプルな情報を有効に伝えるための必殺技となりうるのでしょうね。

★「 川嶋直kp法」で検索すると詳しい内容が分かります。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

8/8(金)、自然エネルギーネットまつもと&長野県松本地方事務所環境課の第2回ミーティングを開催しました。
[2014.08.09]

自然エネルギーネットまつもと&松本地方事務所環境課
第2回ミーティング
日時:2014年8月8日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンターフリースペース

8月8日(金)、松本市市民活動サポートセンターで地方事務所との2回目のミーティングを開催しました。松本地区で2012年につくられた「松本地域ビジョン」の自然エネルギーの普及拡大実現のための課題と取り組み方法についての意見交換をしました。

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今回は長野県松本地方事務所の環境課から3名、さらに信州大学経済学部の先生2名も出席していただき、1回目のミーティング以上に内容の濃い意見交換ができました。
国の助成制度に頼らない松本地域独自の自然エネルギー推進政策の可能性、松本ビジョンに取り組むための行動理念の話し合いなどの意識改革の重要性、地産地消のような市民みんなが理解しやすいビジョンテーマの設定提案、エネットまつもとができること、エネットまつもとに期待したいことなどなど、第2回目のミーティングは課題や可能性の抽出の討論を中心に進行しました。

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次回のミーティングでは今後の具体的行動や取り組み、またスケジュールなどについての意見交換の予定です。
*松本地域ビジョンは以下のURLでご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuchi/matsuchi-seisaku/kurashi/kaigi/vision.html

写真・文:広報チーム 渡辺

2014年度の第4回学習会開催。今回のテーマは「小水力発電事業の共同事業化」(環境省の里地里山委託事業への応募)について。
[2014.08.02]

●2014年度・第4回学習会が開催されました。

日時:2014年7月28日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
「小水力発電事業の共同事業化」
(環境省の里地里山委託事業への応募)に関する、説明・報告会
担当:前田 仁さん 

7月28日(月)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第4回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「小水力発電事業の共同事業化」。環境省の里地里山委託事業への補助金応募の説明と進行報告です。補助率100%の「希少種・生物多様性を自然エネルギーで守るための事業」といった難しい応募テーマであるのと同時に、4カ所の流量調査をふくめ1,600万円といった大きな資金補助の応募であること等、課題が多い事業計画であることを前田さん自身が熱弁。さらに、補助金が下りたとしても、水利権等の問題、水害等のリスク、建設資金を集める問題等が山積みといった説明もありました。
ただ、「課題山積みの事業だとしても地域主体の事業モデルをつくる過程の中で、いろいろな成果やノウハウが蓄積されることの方が重要だ」と主張する前田さんの熱意にはとても共感を持てました。自然エネルギーに限らず、新しい事業をつくっていく上での失敗は、未来の成功のための投資なのだろうと思います。

前田さんの説明の後、参加者で質問や意見交換を実施。河川環境や砂防ダム問題の専門家の田口さんからはたくさんの課題を聞くことができました。小水力の事業の経験者の月岡さんからも「なるほど」と考えさせられる意見など、有意義な意見交換の時間が持てたと感じます。

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次の、運営会議では、この事業へエネットまつもととしてどのように協力できるのか。といったテーマが話し合われる予定です。

(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

7月6日、自然エネルギーネットまつもと&NECO公開講座
「農地の上に太陽光パネルを!」自然エネルギーの共同設置を開催
[2014.07.07]

自然エネルギーネットまつもと&NECO公開講座

明日から始めよう、ソーラーと田畑のシェアリング、市民と地域のシェアリング
「農地の上に太陽光パネルを!」
自然エネルギーの共同設置

日時:2014年7月6日(日)13:00-16:30
場所:松本市市民活動サポートセンターフリースペース
参加費:無料

七夕の1日前の7月6日(日)、自然エネルギーネットまつもと&NECO公開講座を開催しました。
ソーラーシェアリング発案者「長島彬」さん、太陽光パネル“相乗りくん”事業を進める「藤川まゆみ」さん、そして、(一社)自然エネルギー共同設置推進機構(NECO)の「浅輪剛博」さんによる3講座です。参加者は40名を超え、会場はほぼ満席。遠くは福島県や千葉県など県外からも参加いただきました。

講座1は「ソーラーシェアリング 実践とその効果」について、発案者の長島さんが、ソーラーシェアリング誕生から今後の展望までの全体像について講演いただきました。興味深い作物の栽培実験データや法的な部分での行政との駆け引きなど、あっという間の1時間でした。たっぷり時間をとった質疑応答も多くの方からの真剣な質問で、時間がいくらあっても足りないくらいでした。
*ソーラーシェアリングの詳細は「ソーラーシェアリングのすすめ」で検索

講座1講座2
講座3講座4

講座2は、今回の公開講座の共同開催者「NPO法人上田市民エネルギー」と「一般社団法人自然エネルギー共同設置推進機構(NECO)」から、太陽光パネル“相乗りくん”事業とそれを支える「市民信託」というシステムについての紹介。自然エネルギーを市民に広げるため、市民が考えたシステムだからこその利点と今後の課題について参加者全員で考えるいい機会でした。
*相乗りくんの詳細はこちら

講座5講座6
講座7講座8

講座1の長島さんも講座2の藤川さんも事業の出発点は「脱原発(原発社会に幸せな未来はない)」。脱原発への想いもたっぷり講座の中で話していただきました。

「先駆者は礎のために苦労し失敗し、それでも未来のために突き進むものだ」ということを再確認させてもらった講座でした。
失敗を大勢でシェアして、次のチャレンジの大きなエネルギーしていくような仕組みがどんどん誕生していくといいですね。
(写真・文:広報チーム 渡辺)

2014年度の第3回学習会開催。今回のテーマは「松本地域の自然エネルギー賦存量・推定利用可能量について」。
[2014.07.07]

2014年度の第3回学習会開催。今回のテーマは「松本地域の自然エネルギー賦存量・推定利用可能量について」。

●2014年度・第3回学習会が開催されました。
日時:2014年6月30日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
「松本地域の自然エネルギー賦存量・推定利用可能量について」
★自然エネルギーネットまつもと「賦存量ワーキンググループ」の成果を紹介。
講師:樋口嘉一さん

6月30日(月)、松本市市民活動サポートセンター会議室で今年度・第3回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「松本地域の自然エネルギー賦存量・推定利用可能量について」と題し、賦存量WGの活動成果について説明をうけ、その内容を共有しました。
賦存量WGでは、松本地域の自然エネルギー賦存量を算定しようと取り組んできました。そして、松本地上事務所から算定に必要な基礎データの提供をうけ、そのデータをもとに賦存量(理論上のエネルギー資源量)と推定利用可能量(現実的に取り出せる可能性があるエネルギー資源量)を算出しました。
どういった考え方に基づき算出したのかを参加者で確認し、これらの値と、実際に導入されている自然エネルギー量には大きなギャップがあることを再認識しました。
その違いをどうとらえるべきか、参加者で話し合う有意義な学習会となりました。

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(レポート文・写真 エネットまつもと平島)