自然エネルギーネットまつもと&松本地方事務所環境課
「松本地域ビジョン実現に向けて」
第6回ミーティング
日時:2015年2月6日(金)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
2月6日(金)、松本市市民活動サポートセンターで地方事務所との6回目のミーティングを開催。松本地区で2012年につくられた「松本地域ビジョン」の実現のためにエネットまつもとになにができるかについて、模索するためのミーティングです。今回は前回に引き続き、27年度に提案するための環境課との共同事業の検討会です。長野県松本地方事務所の環境課から2名、エネットまつもとからは10名が参加しました。
エネットまつもとで絞り込んだ共同事業案の5項目の発表と検討を通して、3月末の事業概要の提出に向けた準備段階に入ります。
提案項目は
1. 自然エネルギーマップづくり
2. 成果発表会(松本地域ビジョン進捗状況・松本地域の自然エネルギー)
3. 木質バイオマス利用に関する事業
4. 自然エネルギー啓発媒体制作
5. 防災拠点への自然エネルギー導入イベント
いろいろな意見交換の結果、5の防災拠点への自然エネルギー導入イベントを中心に他の項目のアイデアを付加していく方向で会議は終了。
次回ミーティングは絞り込まれた事業テーマの内容を検討する予定です。
今後、たくさんの意見交換の中から新しいアイデアが生まれ、いろいろな可能性を探ることのできる有意義なミーティングに成長していければ素敵だと考えます。
*松本地域ビジョンは以下のURLでご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuchi/matsuchi-seisaku/kurashi/kaigi/vision.html
写真・文:広報チーム 渡辺
●2014年度・第10回学習会が開催されました。
日時:2015年1月30日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
「原発問題を考える(3.11から4年)」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
1月30日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第10回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「原発問題を考える(3.11から4年)」。3.11から4年を迎える今、原発事故の報道も少なくなり、福島以外では徐々に他人事化してきていることはいがめない事実でしょう。政府は原発再稼働をよりよい日本国の実現のために当然必要のごとく提唱しています。
今回の学習会では、原子力発電の基礎知識と原発事故の内容を学び、原発再稼働の必要性を参加者で今一度考える会となりました。
きちんとした基礎知識の学習では、「核分裂でできた放射性物質は、放射線と熱を出し続ける。これは物理現象で、人間が止めることは不可能。つまり冷やし続けることしかできない」という重要なことを再認識しました。とにかく、このまま放射性廃棄物が増え続けることは、未来永劫に地球を放射性廃棄物のごみだめにしてしまう可能性があります。処理方法がないのだから。
学習会後半の講義では、原発問題はエネルギー問題だけでなく、地球環境への影響、生活・健康・安全への影響、国家の安全保障問題、産業や雇用の問題等、多面的な理解が必要なことなど、いろいろな視点から、幅広く、問題点・課題等の解説を受けました。
とにかく今こそ原発再稼働の必要性を論点に、市民がエネルギーと未来の環境について考える時だと思える学習会でした。
*詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
信州大学からの要請をうけ、経済学部一般教養のカリキュラム「資源経済学入門」15講座の内、エネットまつもとが計3回の授業を担当。11月から1月にかけて、毎月1回のペース行ってきた最後の授業です。
第3回目の講座も経済学部において、1月13日(火) の12:30-14:30で開催されました。
今回の授業は、松本市の「株式会社柳沢林業」取締役社長の原 薫さんが担当。
テーマは「林業」。山と森林と人の営みについての原さん考え方を通して、自然と人間の関係につて見つめ直す2時間でした。
講義の序章としてまず、エネットまつもと代表の平島さんが、長野県のエネルギー政策と自然エネルギーの現状につてと高エネルギー社会の問題点を講義。
次に、原さんにマイクが渡され「なぜ自分が林業家になって、現在林業の会社の社長をやっているか」についてを中心に、数々の興味深い出会いと経験、身につけてきた林業のノウハウや技術、そしてたどりついた「人間は自然の一部、人は山を活かし、山に生かされてきた」という思いについてたっぷり語ってもらいました。
学生にとっては、初めて聞く山と木の話であると同時に、普通の大学の講義では聴くことはできないであろう原さんの自然観についての熱弁を聴く機会に恵まれたのは貴重だったと思います。(私の感想ですが)
とくに、講義の後半で語られた、柳沢林業がめざす、人基準ではなく「山基準の発想」で取り組む林業というキーワードは印象的でした。
最後の質疑応答時間には「山基準」等の原さんの考える林業感・自然感についての質問が見うけられました。
今回も含めエネットまつもとの講義は、資源経済学の内容と言うよりも、「自然資源と人間がどのように付き合っていかなくてはいけないか」についての講義だったように感じます。ともかく3回の講義が、一つでも新しい考え方に出会えた時間になってくれていたら幸いです。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
●2014年度・第9回学習会が開催されました。
日時:2014年12月26日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ1:
「環境と自然エネルギーの目指す姿」
テーマ2:
「COP20(気候変動枠組条約締約国会議・ペルー)の結果解説、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の5次報告書紹介等」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
12月26日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第9回の学習会が開催されました。
今回の主テーマは【松本市自然エネルギー講座とのコラボ企画】第3弾で「環境と自然エネルギーの目指す姿」。ゼロエネルギーハウス、スマートハウス、スマートコミュニティ、コージェネレーション等、省エネルギーと総合的なエネルギーシステムの基礎を学習しました。
特に、地域にあったスマートコミュニティにつては、「地域の防災ネットワークとの関連性」「廃棄系のバイオマスを有効利用したエネルギー生産の考え方」などいろいろな意見交換ができました。また、コージェネレーションの可能性についてもとても勉強になったと思います。
テーマ2としては、COP20の結果速報とIPCCの5次報告書の中の「気候変動の適応策」についての紹介を受けました。COP20で主張を持たずに参加した日本政府の環境に対する低い意識レベルには、落胆です。京都議定書で世界の意識が変わりつつあったのは、過去のことにならないようにしたいものです。
*詳しくは下記のレジュメpdfをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
自然エネルギーネットまつもと&松本地方事務所環境課
「松本地域ビジョン実現に向けて」
第5回ミーティング
日時:2014年12月18日(木)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
12月18日(木)、松本市市民活動サポートセンターで地方事務所との5回目のミーティングを開催。松本地区で2012年につくられた「松本地域ビジョン」の実現のためにエネットまつもとになにができるかについて、模索するためのミーティングです。今回は、27年度に提案するための環境化との共同事業の検討会です。
長野県松本地方事務所の環境課から2名、エネットまつもとからは7名が参加。エネットまつもとの会員から出た「自然エネルギーのマップづくり」、「啓発媒体の作成事業」、「バイオマス普及事業」、「自然エネルギーで防災」等を事業アイデアを検討、意見交換をしました。
次回ミーティングではさらに事業テーマをさらに絞り込み検討をする予定です。
*松本地域ビジョンは以下のURLでご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuchi/matsuchi-seisaku/kurashi/kaigi/vision.html
写真・文:広報チーム 渡辺