●2015年度・第1回学習会が開催されました。
日時:2015年4月28日(火)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
松本市の次世代交通政策とまちづくり
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
4月28日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第1回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「松本市の次世代交通政策とまちづくり」。講師はエネットまつもと学習会WG代表の宮澤信さん。松本市とほぼ同規模(人口20万人前後)の世界の3都市の事例をあげ、松本との対比を行いながら交通政策について学び、意見を交わしました。
歩行者と自転車が中心となる街づくり、決してできないものではないことがよくわかります。
できている都市と、できていない都市、その違いは何か考えさせられました。
(レポート文・写真 平島)
●2014年度・第12回学習会が開催されました。
日時:2015年3月24日(火)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
松本市で再エネ事業を実際に進めるための仕組み作りに向けて
担当:
前田 仁さん(さとやまエネルギー代表)
原 薫さん(柳澤林業代表取締役)※今回のコーディネーター
宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
3月24日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第12回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「松本市で再エネ事業を実際に進めるための仕組み作りにむけて」。参加者の方と、これまでの再生可能エネルギー事業や地域と連携した取り組みについて課題や知見を共有する会となりました。松本市の再生可能エネルギー政策の話、金融機関から再生可能エネルギーへの融資の現状の話、実際にバイオマスエネルギーを推進する事業者から貴重な取り組みの現状の話なども聞くことができ、かなり有意義な学習会でした。
会の最後は、地域の再生可能エネルギー事業に詳しい信州大学人文学部の茅野先生から、興味深い事例や統計的なトピックスのプレゼンテーションもしていただき、まったく充実した2時間を締めくくっていただきました。
*エネットまつもと会員、再生可能エネルギー関連事業者の方はもちろん、行政からは、松本市環境政策課・商工課・耕地林務課、松本市中央公民館、岡田地域づくりセンター、信州大学から経済学部の西山先生、人文学部の茅野先生、金融機関から八十二銀行、松本信金の皆さんにも参加いただき、総勢32名の大学習会でした。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
自然エネルギーネットまつもと&松本地方事務所環境課
「松本地域ビジョン実現に向けて」
第7回ミーティング
日時:2015年3月20日(金)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
3月20日(金)、松本市市民活動サポートセンターで地方事務所との7回目のミーティングを開催。松本地区で2012年につくられた「松本地域ビジョン」の実現のためにエネットまつもとになにができるかについて、模索するためのミーティングです。今回は前回ミーティングで方向性と事業テーマが決まった、27年度に提案するための環境課との共同事業の内容検討会です。長野県松本地方事務所の環境課から4名、エネットまつもとからは5名が参加しました。
エネットまつもとで絞り込んだ共同事業案「防災拠点への自然エネルギー導入」の内容を検討。公民館事業をターゲットに、主に冬の災害の暖房や暖かい食料の確保を支援できる、自然エネルギーの利用法を実際の器具やワークショップで提案する内容です。
事業提案検討の結果
1. 開催は休日で、公民館事業に携わる皆さんを中心に、一般参加も可とする
2. 持ち帰って各公民館で実行できる情報を提供する
3. 炊き出し等の実演も実施する
4. 実施時期は10月下旬〜11月上旬
等が決定された。
今後、計画内容・予算の概要プランを地方事務所環境課の方と協働で制作し、事業提案する予定です。
*松本地域ビジョンは以下のURLでご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuchi/matsuchi-seisaku/kurashi/kaigi/vision.html
写真・文:広報チーム 渡辺
自然エネルギー講座
「原発事故から4年 自然エネルギーの今 ?これからの私たちの生き方?」
日時:2015年3月7日(土) 13:30?16:10(13:00開場・受付開始)
場所:塩尻総合文化センター講堂
参加費:500円(高校生以下は無料)
講座には予想を上回る約100人が参加。
塾長である松本猛さんのごあいさつのあと、エネットまつもと平島代表が『信州における自然エネルギーの現状』について説明、出来る事から生活の中に愉しく取り入れていく提案等がありました。
第1部は、松本さんのコーディネートでのパネルディスカッション。パネラーは自然エネルギーを推進し、ご自身でもロケットストーブづくりワークショップを実践している平島さん。柳沢林業社長として山と人間の繋がりの大切さ、『山基準』を伝える原薫さん。太陽光パネル『相乗りくん事業』を通じて、誰もが参加できる仕組みを作った上田市民エネルギー理事長の藤川まゆみさん。松本安曇地区で会社を作り、小水力やバイオマスの事業展開をする、さとやまエネルギー代表の前田仁さん。活動を通じて感じる事や、さらに自然エネルギーが普及するためのヒントが共有されました。
第2部は、11のテーブルそれぞれに第1部のパネリストも含めたリーダーがつき、日頃実践していること、アイディアなどをグループディスカッション。『非電化で考える豊かな暮し』『ママエネ?暮らしの中でできること?』『手作り太陽光利用』『薪つくりを共同事業体の組織で調達』『自分で作るエネルギー風力・水力…』『お金をかけずに手作り省エネ』『だれでも作れる物置太陽光発電』『オリジナルストーブ?森林エネルギー活用?』『生き方は山が教えてくれました?<山基準>のライフスタイル?』『信頼と自治に基づく小さな社会の幕開け』『市民発電はコミュニティーづくり』
参加者は興味のあるテーブルで熱心に質問したり、情報交換を行いました。ここで出会った人たちが新たな繋がりを作りながら、自然エネルギーの普及に向けて実践を積み上げていくヒントが、会場じゅうに溢れる機会となりました。「参加して良かったね!」だけでなく、今からすぐ家で取り入れられるものを持ち帰ってもらえて、開催目的も十二分に達成されたと感じました。
(文:田村恵子)
●2014年度・第11回学習会が開催されました。
日時:2015年2月27日(金)19:00〜20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
1.「省エネ節電特集」
2.「IPCC第5次報告書から:冬の異常気象と地球温暖化」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
2月27日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第11回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「省エネ節電特集」「IPCC第5次報告書から:冬の異常気象と地球温暖化」。
PPTで、家庭の省エネ・節電・エコ活動について3つの視点から幅広く紹介。
1)省エネ・エコ行動
2)省エネ機器
3)住宅の省エネ
◎手作り省エネの紹介
・アルミ蒸着発泡ポリエチレンシートの活用
・凍結防止ヒーターの徹底保温
◎さらに、会員の田口さんから、PPTでの手作り省エネが紹介されました。
トタンの壁を黒く塗装し、外面にポリカーボネート(PC)の波板を貼りつける。
PCの波板は、間の空気の層の効果も加わり、外側の断熱となる。そのため、太陽熱を吸収したトタン壁は、内部に熱を放出して、部屋の中を暖めるものです。
後半は、持ち込んだ省エネグッズ、手作り用の材料等を紹介しながら参加者で討議しました。
2部はIPCCレポートからの報告。今回は、頻発する冬の異常気象と、気候変動の関係を解説。
長期的な気温の上昇に加え、海水温の上昇が異常気象の大きな原因となっていること。日本近海で、海水温の上昇が大きく、低気圧の発達、大雨・大雪の増加の一因となっていることなどです。
*詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)