●2015年度・第7回学習会が開催されました。
日時:2015年10月22日(火)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
デジタル地球儀「触れる(さわれる)地球」〜そのコンセプトとコンテンツ〜
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
10月22日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第7回の学習会が開催されました。
今回のテーマはデジタル地球儀「触れる(さわれる)地球」?そのコンセプトとコンテンツ?。講師は学習会WG代表の宮澤 信さん。
今夏、長野県環境保全協会が導入し、県内各地のイベント等で使われている「触れる(さわれる)地球」。今までに、長野、中野、安曇野の環境フェアに登場し、知名度は上がりつつありますが、「何に使うの?」「何が入っているの?」「何ができるの?」という声が多く、今後の活用のために、そのコンセプトやコンテンツを整理して紹介してもらいました。
びっくりなのはそのコンテンツの多さ。ただ、実際を見て、触ってみないとその素晴らしさは実感できそうもない。機会があれば「触れる(さわれる)地球」の実物をぜひ見たいと感じました。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
日時:10/15(木)19:00〜21:00
場所:松本市大手公民館 視聴覚室
第1回目は松本市環境政策課温暖化対策室、事業計画を担当するオリエンタルコンサルタンツ、金融機関の方々、エネットまつもとのメンバーが参加。これまでの市での進め方を説明いただき、ビジョンや、現状の課題の共有をするワークショップ。
まず市から計画の進行状況とこれからの説明を受け、次にオリエンタルコンサルタンツより策定資料となる松本市の賦存量調査の結果の報告を聞きました。参加者からは地域ごとの賦存量特性について、その算出方法についての質問が多数出されました。
3つ目の情報共有として、市民1000人、事業者500人を対象としたアンケート調査結果の報告を受けました。回収率が40%と低いこともあり、その集計結果の考察をどう考えるか、また再生可能エネルギーの普及と市民生活、地域の活性化など多岐に及ぶ意見交換が行われました。
今回のワークショップでは、太陽光の発電の世帯普及率が6%であること、27年度中に小中学校全校に太陽光発電システムが整備されることなど(公民館への普及も進んでいる)、松本市の再生可能エネルギーの普及の現状や現在取り組まれている計画についても情報共有がある程度できたと思います。
第2回は11/25(水)、信州大学人文学部准教授の茅野先生が参加進行するワークショップを予定。エネットまつもとから今までの活動についての報告も予定しています。
写真・文:広報チーム 渡辺
エネットまつもとは他のエコ・環境系グループのみなさんとともに、一室を借りて展示ブースを設営。会場にたくさん訪れるご家族、特に子どもたちのために、毎年恒例の発電エアロバイクによる発電体験、アメリカ合衆国、中国、日本の一人あたりの1日のエネルギー消費量順位をかばんを持ち上げて当てる『持てるかな?エネルギーのかばん!』クイズ、そして「ロケットストーブ」「ウッドガスストーブ」の展示と説明などが今年のブース内容です。
特に、発電エアロバイクは毎年、大人気!発電体験を楽しむ子どもたちの笑顔が印象的でした。手作りギア好きなお父さんの興味は今年もロケットストーブ。「作ってみたい」、「ワークショップはいつですか?」等の声が飛び交いました。エコな暮らしを思考するご家族にたくさん来場いただきました。感謝いたします!
(レポート文・写真:広報チーム渡辺)
●2015年度・第6回学習会が開催されました。
日時:2015年9月25日(金)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
「文明の衝突:文明と地球環境問題からみた世界と日中問題」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
9月25日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第6回の学習会が開催されました。
今回のテーマは「文明の衝突:文明と地球環境問題からみた世界と日中問題」。講師は学習会WG代表の宮澤 信さん。
前半は、1990年代にアメリカの政治学者のサミュエルPハンティントンが提唱した「文明の衝突」という考え方を前提に、環境問題と文明について考えました。イースター文明を代表とする環境破壊によって滅亡した文明、反対に循環型社会によって長い間繁栄した古代エジプト文明を例に、循環型社会の重要性を学びました。また、森林破壊が文明を危機に追いやることの重要性についても考えました。
後半は、今や世界の環境問題、食糧問題に多大な影響を及ぼしている中国について、いろいろなデータを分析しながら考えてみました。人口世界一(世界の1/5)、石炭の生産&輸入世界一、窒素肥料生産量世界一、豚・鶏・羊の飼育数世界一、硫黄化合物排出量世界一、フロンの排出量世界一、二酸化炭素の排出量世界一なのが現在の中国です。
最後は恒例の意見交換を行いましたが、やはりグローバル経済一辺倒の政治では、未来に不安ばかりがつのるという意見が参加者の共通認識でした。地域での循環型社会を今後も考えていきたいと思うばかりです。
※詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
8月27日(木)の午後、松本合同庁舎講堂で開催された松本地方事務所主催の「自助・共助で高める市域防災力セミナー〜大地震に備える〜」に、ロケットストーブをはじめとした災害時に役立ちそうな自然エネルギーツールを展示出展。非電化工房松本支部の赤羽さんにも協力いただき、ソーラーフードドライヤー・クッカーやオフグリッドの小型ソーラー発電機器をあわせて展示しました。
セミナーの前半は、信州大学の大塚教授の講演。「長野県の地質条件と地震災害〜活断層が作った生活の場〜」のお話しはとても興味深いものでした。(セミナー後半は松本地域の自助・共助の取り組みの事例発表)
セミナーに集まった、各地区、行政の防災担当のみなさんは、展示の自然エネルギーツールに興味津々。セミナーの休憩時間・終了時にはたくさんの質問が飛び交いました。ぜひ、「ロケットストーブのWSを兼ねた防災イベントをやりたい」という方もいらっしゃいましたし、展示参加の啓発効果は上々でした。
※詳しくは
松本地方事務所ブログ「来て!観て!松本『彩』発見!」をご覧ください。
http://blog.nagano-ken.jp/matsuchi/other/8069.html
★ロケットストーブの作り方は添付pdfをご覧ください。
写真・文:広報チーム 渡辺