日時:11/11(水)19:00〜21:00
場所:松本市大手公民館 視聴覚室
第3回目は2回目同様、松本市環境政策課温暖化対策室、金融機関の方々、エネットまつもとのメンバー、そして信州大学人文学部の政策科学の茅野先生が参加。エネットの会員でさとやまエネルギーの前田さんの進行で開催されました。
まず、前田さんから前回交わされた意見の集約の説明をもとに、環境政策課にいろいろな質問を投げかけるところから始まりました。茅野先生には、「他の自治体でやっていること」「政策として行うべきこと」「のぞましい計画のありかた」などを交えポイント、ポイントで意見の整理をしていただきました。
薪ストーブ、薪供給ビジネス、チップボイラー、地中熱利用、再エネ事業者の育成、地域協力隊と再エネ事業、事業の資金調達について、地域課題と再エネなどなどいろいろな意見や質問が交わされ、この会として何を提案するべきかを詰めるワークショップとなりました。
予定では今回が最後のワークショップでしたが、意見集約の時間が足りないと言うことで、第4回目の開催をすることを決めて終了。
次回、しなやかな発想で、何が未来に向けて重要な取り組みで、実現可能なものなのかを最終討議できたらいいかなと思います。
最終回の第4回は12/3(木)予定です。
写真・文:広報チーム 渡辺
岡山県備前市を本拠に「エコ」活動をしている“エコロジー東備”から、同グループが企画するロケットストーブ作りのワークショップで、自然エネルギーネットまつもとHPのトップページに掲載している「ロケットストーブの作り方」を使いたいとの申し出を頂戴しました。もちろんご活用くださいと返事を差し上げ、先日、ワークショップを開催されたとのことです。
当HPでのワークショップの様子紹介を掲載することを快諾していただけたので、イベントレポートと写真を紹介します。
エコロジー東備さん、ありがとうございました。
火のある暮らしを楽しもう ロケットストーブワークショップ
日時:2015年11月7日(土) 10時〜13時(ロケットストーブ制作は10時?12時)
場所:岡山県備前市吉永町加賀美1393
八塔寺ふるさと村内 レストラン&キャンプ場 望ヶ丘
参加者:10組+スタッフ
主催:エコロジー東備
参加者はロケットストーブづくりは初めて。
講師・スタッフと協力して10組全員が楽しく手際良く制作していき無事に完成させました。
完成後は、参加者全員で食事をとり「ロケットストーブ談議」を楽しみました。
●エコロジー東備について
岡山県備前市を本拠に「エコ」活動をしている団体です。
〈活動例〉
・学校等での出前環境授業、キャンドルナイト
・エコツアー(水力発電施設、ゴミ処理場、はちみつ会社見学などなど)
・ゴミ処理、清掃活動、備前市エコハウスでの無農薬野菜栽培
・農文協さんと協力しての地元食材料理イベントなど
(文:平島安人)
平成27年度『緑の募金公募事業 四賀の未来につなぐ里山事業』の一環として四賀林研グループ主催、自然エネルギーネットまつもと共催で松本市立会田中学校公開授業が昨年に引き続き10月27日に開催されました。
●日時:2015年10月27日(火)13:30?15:30
●対象者:松本市立会田中学校全校生徒約107名及び一般参加者
●参加費:無料
◎主催:四賀林研グループ
◎共催:自然エネルギーネットまつもと
◎協力団体:中信地区環境教育ネットワーク
◎後援:松本市、松本地方事務所林務課
●授業のテーマ
「ぼくらのエネルギー・自然エネルギー」
◎1時限目は多目的教室にて3名のエネット会員講師による聴講授業。
1.「自然エネルギー入門」講師:宮澤 信(学習会WG代表)
2.「小水力発電について」講師:月岡通孝(自然エネルギーネットまつもと 副代表)
3.「ソーラーハウスに暮らす」講師:手塚 翼(太陽光WG代表)
◎2時限目は校舎裏と学有林に4つのブースを設けての実演体験授業。
1. エアロバイク発電・マイクロ水力発電の体験ブース
2. ソーラーパワー体験ブース
3. 竹炭焼き体験・ロケットストーブ体験ブース
4. 薪作り体験ブース
1時限目は、3名の講師から、「宇宙船地球号的な考え方をもとにした持続可能な未来と自然エネルギーの取り組みの重要さ」、「小水力発電の取り組みの実際」、「ソーラー発電機を使った簡単な実験を交えたソーラーハウス」の話をたっぷり聞いた後、校舎裏の学有林で自然エネルギーを使った機器や道具の実演体験。非電化工房の赤羽さんに協力して展示してもらったソーラー乾燥機やソーラークッカーなどのここでしか見られない手作り機器、ほとんどの生徒が初めてという薪割り体験、竹炭焼き体験、エアロバイク発電機での発電体験など、短時間でしたが生徒達にとっては記憶に残る体験になったと思います。
(文・写真 広報チーム渡辺)
10/24に茅野市民館で開催した高原の都市エコフェスタ2015で、ウッドガスストーブづくり講習会が行われ、自然エネルギーネットまつもと代表の平島が講師として招かれ参加してきました。もう1人の講師としてエネットまつもと通信「action5」の表紙を飾ってくださった中野あやさんが参加。
*action5 https://www.enet-matsumoto.net/news/index.php?p=4
15名(15台)の定員はまたたくまに満員、関心の高さを実感しました。
まずウッドガスストーブやロケットストーブの原理や構造を説明。二次燃焼の重要性や効果を頭に入れ、いざ製作です。
中野さんの入念な準備と製作指導のもと、参加者は同じテーブルの人たちと相談したり、助け合いながら順調に作業をこなしていきます。こういった工作は初めてという女性も何人かいましたが、初めてとは思えない手際でマイウッドガスストーブを完成させていました。
全員が完成させたところで、ウッドガスストーブとロケットストーブの燃焼実演。どうやって使うのか、火を点けるのかを実際に見てもらいました。煙を出さずに、ゆらゆらとやさしい二次燃焼の炎は、参加者のハートにも火を点けたのではないでしょうか。ロケットストーブ実演では、1分とかからず火口から勢いよく炎がゴーッという音とともに吹き出すさまに驚きの声が上がり、ロケットストーブも作りたいとのリクエストをいくつも頂戴しました。
(文・写真 平島安人)
日時:10/29(木)19:00?21:00
場所:松本市大手公民館 視聴覚室
第2回目は松本市環境政策課温暖化対策室、金融機関の方々、エネットまつもとのメンバー、そして信州大学人文学部の政策科学の茅野先生が参加。
まず、エネットまつもとの2014年度の松本地方事務所と取り組んだ「松本地域ビジョン・自然エネルギーの普及拡大」についての報告による情報の共有化から始まりました。さらに、松本市の地産地消推進計画の出発点と現在考えているビジョンについても発表いただき、こちらも共有化を図りました。
茅野先生からは以前のワークショップで取り上げた、「5つの自治体の政策手法の例につて」のおさらい講義を受けながら、今考えなければいけない計画を前に進めるために必要な事柄について参加者で検討しました。
エネルギー自立地区創生、都市部の省エネルギーな暮らし住宅、空き家問題とエネルギー、集合住宅の省エネルギー政策など、単に自然エネルギーの普及だけが今回の計画では無い、といった意見も多数出されました。
未来を考えた、これからの地方都市での豊かさ、つまり松本市が考えるクオリティーオブライフがどこを向いていくのかが問われる政策になりそうな気がします。
最終回の第3回は11/11(水)、参加者からさらに具体的な計画案の討議を実施する予定です。
写真・文:広報チーム 渡辺