四賀地区の重要な地域資源である森林。しかし、近年の松枯れの広がりでアカマツ林の半分以上が枯れてしまっている。そんな荒廃した里山を再生し、利活用する知恵を杣人(そまびと)の営みを紐解き学びたいと考えました。今回の授業は、かつて山に負担をかけずに林業を営むために行われていた林業技術「馬搬」の実際を、「馬搬」復活にチャレンジしている柳沢林業さんを講師に迎え、搬出馬『ヤマト号』による実演を計画。ところが、当日朝までの台風による影響で『ヤマト号』の実演は延期になってしまいました。
公開授業(ワークショップ)は、残念ながら座学のみとなりましたが、搬出馬『ヤマト号』が松本にやって来るまでの貴重なドキュメント映像を見ながら、馬と林業について学ぶことができたと思います。
日程調整ができ次第開催予定の『ヤマト号』の馬搬実演を楽しみにしたいです。
●日時:2017年10月23日(月)13:30?15:30
●対象者:松本市立会田中学校全校生徒及び一般参加者
◎主催:四賀林研グループ
◎共催:自然エネルギーネットまつもと 柳沢林業
◎協力団体:中信地区環境教育ネットワーク
●授業のテーマ
「里山を守る 杣人(そまびと)に学ぶ」
特別講座(多目的教室にて聴講授業)
主催者の「四賀林研グループ」代表の山岸さんのあいさつで聴講授業がスタート。
最初は、自然エネルギーネットまつもと代表の平島さんによる「なぜ自然エネルギーなのか?」の講義、続いて、柳沢林業の小山由紀子さんと犬飼哲平さんの「馬搬につて」についての講話とドキュメントフィルム「ヤマトと仲間たち」を鑑賞しました。
(文・写真 広報チーム渡辺)
●2017年度・第7回学習会
日時:2017年10月23日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
「松本市生物多様性地域戦略の解説-生きものあふれる松本プラン-」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
松本市では、国の生物多様性国家戦略を受けて、2016年3月に、「松本市生物多様性地域戦略」をリリースしました。生物多様性とは何か?松本市の現状は?私たちは何をしようとしているのか?等々、松本市の計画の概要、重要なポイント、課題等を学習しました。
★詳しい内容は添付のレジュメをご覧ください。
10/7(土)・8(日)、安曇野市堀金総合体育館で開催された「安曇野環境フェア2017」に、エネットまつもととして屋外テントブースで出展。ロケットストーブと会員の藤澤さんが普及・販売している太陽熱温水器「SOLA HEATER」の展示で参加しました。
ロケットストーブも太陽熱温水器もたくさんの方に興味を持っていただきました。特に、ロケットストーブの製作講習会の開催要望が多く、今後対応を考えたいです。
屋内では多くのブースが出展、エネットまつもとの多くの会員も別団体で参加。会員の宮澤さん出展の「さわれる地球」は、ここでもやはり人気ブース、皆さん興味津々の様子でした。
(文・写真 渡辺 勉)
●2017年度・第6回学習会
日時:2017年9月25日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
「松本市の環境計画と環境報告を読み解く」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
★詳しい内容は添付のレジュメをご覧ください。
9月9日(土)9:00?13:00、あがたの森で開催された「松本農林業まつり」に、エネット会員の丸山鐵工所のテントブースをシェアさせていただき、エネットまつもととして「モミイガライト(もみ殻100%の固形燃料)」製造販売の岡さんに出展してもらいました。数組のお客様が興味深く説明に耳を傾けてくれていましたが、飲食・花・農産物販売中心のお祭りなので、なかなか販売には結びつきませんでした。モミガライトという循環型エコ燃料の存在のアピールにはなったようです。
(文・写真 渡辺 勉)