●2017年度・第5回学習会
日時:2017年8月29日(火)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
「環境循環(生態系循環)のしくみと人類の活動の影響」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
8月29日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で2017年度、第5回目の学習会を開催。今回のテーマは「環境循環」。あまり聞き慣れない言葉ですが、地球環境の中では、炭素だけでなく、窒素・リンなど、様々な元素が循環しています。
代表的な「炭素循環」「水循環」、そして今回メインの話が「窒素循環」「リン循環」「硫黄循環」。いずれも人的な製造・掘出等で世界中に自然循環以上のアンバランスな供給と蓄積が繰り返されていることに今更ながらの愕然です。
フロンガス以上にオゾンを破壊する人為的な原因で増え続ける危険化学物質等も知り、環境循環の大切さと、バランスが崩れたときの深刻さを世界がもっと共通認識しないと、持続可能な社会の危機だと感じます。
★詳しくは添付のレジュメをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
7月30日(日)14:00?16:00頃、松本市四賀地区の旧中川小学校校庭で「自然エネ実践体験会」を行いました。エネットまつもとの有志9名と火おこし体験講師の降幡光幸さん(信州やがいたいけん楽校ぷらす)で数々の体験をした2時間でした。
6メーカーのファイヤースターター(メタルマッチ)の着火比較体験会、災害時にビニル袋で炊飯するハイゼックス炊飯のロケットストーブでの実践試食会、火きり棒(弾み車)の火おこし、火打ち石の火おこし、電池と細い鉄線の火おこし、ドラム缶製のおやきの灰焼き器の実演などなど、盛りだくさんの実践体験会でした。
火種にほぐした麻ひもを使ったファイヤースターター(メタルマッチ)での火おこしは、少々コツがいりますが慣れてくると誰でもできそうな感じです。もちろんライターがあれが必要ないですが、火をおこしていく過程の体験学習には最適だと思います。
特別講師の降幡さんから教えていただいた火おこしの数々には、新しい知識と発見がたくさんありました。電池と細鉄線をフィラメントに見立てた火おこしは災害緊急時の優れた知恵だと実感。火きり棒(弾み車)の火おこしは大人も感動できる体験です。
初めてのハイゼックス炊飯のお米は多少芯が残ってしまいましたが、美味しい五平餅といったところでしょうか。災害時の食事としては十分です。
藤森さんがレンタル&段取りしてくれたドラム缶製のおやきの灰焼き器で、焼いたおやきはなかなかの美味!高温になると灰もぶくぶくと沸騰するのにびっくりです。
いろいろな火おこしを体験して感じるのは、便利な生活でおろそかになってしまった火の大切さです。
(文・写真 渡辺 勉)
●2017年度・第4回学習会
日時:2017年7月24日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
「SDGs、ESG、CDP、SBT...すみません、横文字ばかりで。
でも、企業の取り組みが大きく変わってきているのです」
担当講師:平島 安人さん(エネットまつもと代表)
7月24日(月)、松本市市民活動サポートセンター会議室で2017年度、第4回目の学習会を開催。今回は、SDGsやESG投資についての学習会を開催しました。CDPやパリ協定、SBTなどなどいくつもの重要事項について概要だけですが取り上げ、質疑応答含めて90分間にしては盛りだくさんだったのですが、あえて全て盛り込みました。
というのは、これらのことは全てつながりがあるのですが、そのつながりを描いたものを見たことがなかったので、学習会を機会に全体像を描いてみようと考えたのです。
最上位のキーワードとして「持続可能性」があり、その実現のためには地球の問題点を解決しなければならない。解決が必要な問題を17個の課題として棚卸し整理したものがSDGs。
地球の課題解決のための戦略として出てきたのがESG投資。大きなくくりとして、このように整理しました。
SRI投資とESG投資は似ているようにも見えるのですが、おそらく違うものとしてとらえた方がよいと思っています。
*最初にKP法もどきで、この全体像をホワイトボードにあらわし、ボードの隣りにプロジェクターでPPTを投影して、個々の項目の内容を説明するというやり方をとりました。
(レポート文・写真 講師:平島 安人)
●2017年度・第3回学習会
日時:2017年6月22日(木)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
「自然災害と防災(後編):防災対策の実践事例紹介」
担当講師:
宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
平島 安人さん(エネットまつもと代表)
6月22日(木)、松本市市民活動サポートセンター会議室で2017年度、第3回目の学習会を開催。今回は、5月の学習会の自然災害と防災の後編として、実際の災害時のために日頃から準備している防災・災害時グッズや心構えについて、宮澤さん宅の事例をもとに学習。非常用持ち出しの用意の仕方、大切な準備品や災害時に役にたいそうなあれこれを参加者で考えました。後半は、平島さんから、非常用の炊飯袋、変わったロケットストーブなどの便利グッズや道具を紹介してもらいました。
とてもためになる知識や商品を紹介してもらい、楽しい90分間でした。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
●2017年度・第2回学習会
日時:2017年5月29日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
今回のテーマは:
「自然災害と防災(前編):地震・火山・気象の解説」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)
5月29日(月)、松本市市民活動サポートセンター会議室で2017年度、第2回目の学習会が開催されました。今回は、宮澤 信さんに、自然災害と防災についての前編講座として、地震・火山・気象の事例と基本知識を解説してもらいました。
地震、火山、大雨、台風など他人事では無く、身近に起こる災害の基本を学びました。
次回は災害時に役立つ具体的な備えや心構え等について学習します。
★詳しい内容は添付のレジュメをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)